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2009年6月28日 - 2009年7月4日

学習工学研究会 第2回役員常任理事会

 学習工学研究会第2回役員常任理事会に参加しました。8月17日(月)に名古屋情報メディア専門学校で開催される学習工学セミナーの打ち合わせ&下見を行いました。集まった錚々たるメンバーを見て,改めてこの会の存在価値の高さを感じました。名古屋で行われるこのセミナーも41回を数えます。さまざまな歴史的な紆余曲折を経ながら,その時代時代に合った形で生き残っています。だから,内容的に陳腐になっていません。この会の理事の皆さんの本気度の賜物です。この会のすごさは,核となる方々の本気度にあります。情熱というのは年齢に関係ないとつくづく感じます。

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過ぎたるは及ばざるがごとし

 名古屋市が各小中学校に配布する標準的な通知表に印刷ミスが見つかり,再配布されました。学期末の通知表作成の時期が迫っている折り,かなりハラハラさせられましたが,なんとかギリギリセーフといったところでしょうか。今回のミスだけでなく,今年度最初にも各種簿冊類に印刷ミスが見つかり,同じようにいくつかが回収され,再印刷されました。どちらも,いろいろな要因がありそうですが,予算削減などに伴い入札で安く仕上げる業者が最優先で業務を請け負うことになったことにつながりそうです。
 安くなることで貴重な予算を大切に使うことにつながりますが,今回のようなことが日常化してしまうと,損はしなくても,いろいろな悪影響を感じてしまいます。今回回収されたものはすべてムダになってしまいます。リサイクルされるでしょうが,環境的にはかけなくてもいい負荷をかけることにつながります。通常スムーズにいった業務が滞ることで,時間的にもモチベーション的にもムダです。
 「過ぎたるは及ばざるがごとし」ですね。

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USBメモリの読み書きスピード

 通知表用のデータを,職場で指定されたUSBメモリから読み書きすると時間が異常にかかることがわかりました。そのため,一見するとフリーズしているような状態になってしまいます。フリーズしていると思いこんで,途中で終了させようとして読み書きに失敗してしまうことがあるようです。
 昨年度から使っている方はよく分かっていて,手間がかかるのですが,一度データをデスクトップ上に移動させて作業をし,それをUSBメモリに戻すというやり方をしていました。なるほど,その方法だとうまくいくようです。以前の職場で使っていたPCとUSBメモリでは起こらなかった現象なので,少し戸惑ってしまいました。エクセルの場合,読み書きのスピードの関係で,フロッピーディスクを保存用のメディアとして使わないでほしいと言われていますが,種類によってはUSBメモリでも同じようなことが言えるのかもしれません。

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使えるサイト(特別支援学級)

 「わくわくキッズ」というサイトを知りました。幼児の学習用のサイトらしいのですが,勤務校では特別支援学級が使っています。特に数に関する指導には効果的だということが分かりました。1対1対応のものは使いやすく,多くの子どもが好んで数を数えようとがんばります。途中から動きが加わわるので,それに反応して大喜びで数えようとがんばります。市販されている教材を購入していないので,このようなサイトがあると大助かりです。この他にも使えるサイトを探しています。

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察する心とは

 5年目研修のための指導案を見せてもらいました。道徳の授業で「察する心」を実感させることがねらいです。「察する心」とは,相手の立場に立ち,視点を変えて考える思いやりの心であるとのこと。指導案では「エスカレーターで右側を歩こうとしている人の前にお年寄りがいる状況で,歩こうとしている人がどんなことを感じているのか?」を想像させる場面がありました。その答えの例は「右側は歩行者専用だよ」でしたが,違和感を感じました。
 名古屋の地下鉄の駅では事故防止のため,エスカレーター上の歩行をしないように呼びかけています。日本エレベーター協会も同様のことを訴えています。これは,「事故防止」という観点からの考え方です。
 また,「大阪と東京ではゆずるのが右と左で違う」「上海では,万博を控えてマナー改善をめざし「左行右立」をスローガンにあげている」など,大都市の生活の中からできあがってきて特有のマナーであることが分かります。急いでいる人の気持ちを察してあげるのは良いことだけれども,それが必ずやらねばならないことになってしまうと「押しつけ」になってしまいます。特にエスカレーターの例はいろいろな立場の人によって感じ方が変わることも問題です。
 右側に立っていたお年寄りはどう感じているでしょうか?そこが駅だとして,いつも使っていないお年寄りは「右側は歩行者専用」などというマナーは了解していないかもしれません。だとすると,「エスカレーターを歩くなんて!迷惑だなあ」と感じているかも知れません。それをも察することで,この一見もっともらしいマナーについて考えさせるのであれば,おもしろいかもしれません。

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辞典と首っ引き

 いよいよ通知表作成のシーズンがやってきました。所見や通知表に記述される基準などを添削するにあたって,用語辞典はどうしても手放せません。こればかりは,ネット上の辞書ではなかなか確認ができないことが多く,辞典を自分でめくる必要があります。辞典と首っ引きで格闘していると,だんだん辞典を使うことが楽しくなってくるから不思議です。

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資料+発問のパック

 佐藤幸司著「道徳授業は自分でつくる 35の道しるべ」(日本標準刊)を繰り返し読んでいます。「対比で授業の骨格をつくる」「類比で授業の骨格をつくる」など,オリジナルの道徳授業をつくるためのまさに「道しるべ」がたくさん書いてあり,参考になります。
 その一つに「資料+発問のパック」という欄があります。これはまさに,昨年度名情研でつくった情報モラル授業パッケージと同じような考え方です。提示すべき資料を用意し,どんな発問をすればよいか考えることで授業が出来上がっていきます。情報モラルだけでなく,普通の道徳の授業でも,教材となる画像を提示し,意外な事実を読み取らせ,それをどう思うか?どう感じるのか?どうすればよいのか?問いかけることで授業が形作られます。何とか今後の実践にいかしたいものです。

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