インタラクティブな
ジャズドラマーのアントニオ・サンチェスがインタビューでこう語っていました。
「私のドラミングに強みがあるとすれば、演奏する際に常に音楽全体を考えていることでしょうか。多くのドラマーが自分のドラムだけに没頭しているように思います。ドラマーが音楽全体を気にせずに演奏すると、ほとんどの場合ドラムの音が出過ぎてしまいます。それから心がけているのはインタラクティブなドラミングです。バンドのボトムでビートを刻むだけでなく、他のミュージシャンと音楽的な会話をすることが大切です。他のミュージシャンがソロを弾いている時はその演奏をよく聴きながら控えめに叩き、なるべくソロを盛り上げるようなドラミングをしています。あともう一つは音楽的にダイナミックスを与えるということでしょうか。サウンドのコントラストを出すために、みんなが驚くような大きな音を出すこともありますし、耳を澄まさないと聴こえないような小さな音量で演奏したりしています。」
「インタラクティブなドラミング」という言葉が心に残りました。「ドラムで対話する。対話するドラミング」バンドでセッションするには当然息を合わせなければいけないし,メンバーの音を聴いた上で自分の音を,そこにぴったりの雰囲気で出す必要があります。難しいリズムを正確に刻むだけでなく,プロ中のプロはその場で「音楽」を創り出すことを心がけているのですね。「インタラクティブな」は参考になります。
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